2016.07.31
調査実施にあたって
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(以下 全互協という)は、業界の理念として「私たちは多くのお客様のご満足を通じて会員システムを発展させ、新しい儀式文化を創造します。」を掲げ、互助会システムの改善及び互助会会員へのサービスの向上を図り、取り組んでおります。
この度、全互協の全国ネットワークを活かし、日本の代表的な儀式である結婚式と葬儀に関するアンケートとして「全互協 冠婚葬祭1万人アンケート」を実施いたしましたところ、合計で約2万人の皆様の回答があり、そのうち約1万5千人の皆様から有効回答(1問でも未回答のあった回答を除きました)を得ることができました。
集計結果を見ると、日本人の心の拠り所として育まれ根付いてきた結婚式と葬儀の2大儀式が、時代の移り変わりとともに、日本社会を取り巻く環境が変化をしていく中、どのような変遷を辿っているのかという点を読み取れるものであることがわかります。
本アンケートが、社会環境と儀式に対する日本人の意識の変遷を紐解く貴重な資料として活用され、あらためて無くしてはいけない日本人の心を振り返る機会となればと思います。ご参考までに儀式産業に加え、政治・経済・世相など時代背景を参照できるよう年表を作成しましたので、よろしければそちらもご覧ください。
今回の調査に際しては、ホームページやスマートフォン・携帯電話といった通信メディアを使用しましたが、多くは全互協加盟各社の施行施設へ来場いただいた皆様のご協力であります。この場をお借りし、心より御礼を申し上げます。
平成28年7月 一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会
儀式継創委員会