全互協の社会貢献基金制度
助成先団体結果報告
5.公益財団法人 日本環境協会
テーマ
被災地に緑と心の復興を!プロジェクトD
概 要
東日本大震災の被災地で採種し、全国の里親が育てたどんぐりの苗木を、宮城県東松島市及び福島県郡山市の事業地に植栽した。植樹活動は苗木の里親、地元の子どもたちも参加できるイベントとし企画・実施した。また郡山市において下草刈りを行い、苗木の活着・成長を促した。
実施内容
①宮城県東松島市浜市での植樹
- 実施日:
- 2016年4月9日、10日、16日、23日、24日(全5回)
- 参加人数:
- 延べ113名
- 植栽本数:
- 約2,800本
②福島県郡山市闇沢地区での植樹
- 実施日:
- 2016年4月30日、5月1日、18日、22日(全4回)
- 参加人数:
- 延べ100名
- 植栽本数:
- 約900本
③福島県郡山市闇沢地区での下草刈り
- 実施日:
- 2016年8月28日
- 参加人数:
- 延べ30名
事業者のコメント
・地元で採種・育成した苗木を植えることにより、地域の生物多様性保全に配慮しながら津波で被害を受けた海岸防災林の再生を行うことができた。
・地元の子どもたちが、他地域からの参加者との交流を通じ、震災から5年を経た今でも変わらず被災地を応援する人々が大勢いることを実感することができた。
・植栽した苗木の活着率は良好であり、下草刈り等の手入れを継続していくことにより、子どもたちの体験活動の場としても活用できる森に育っていくことが期待される。