冊子は厚紙にエンボス加工をして、浮き彫りのように半立体化がなされ、「ふれる世界の名画集」として完成。縮尺はそれぞれ異なるものの、大きさの比率は元の絵と同じであり、鑑賞の助けとして、視覚的イメージを形作る色彩や人物の表情などについて点字解説がつけられている。全国の盲学校(70)と点字図書館(90)に配布された。