初めてのスピーチの基本
披露宴でのスピーチ
上手なスピーチのコツ
・ 目的は結婚を祝福することと、新郎新婦の人柄(とっておきのエピソードなど)の紹介で会場の雰囲気を盛り上げることです。
・ 立場に応じたスピーチを心がけるべきで、友人や同僚が教訓めいた内容や説教じみた内容はふさわしくありません。
・ 特に過去の異性関係などは厳禁で、2~3分(原稿用紙1.5~2枚)で終わるようにします。
・ 忌み言葉は避けるようにします
「別れる・去る・破れる・終る・死ぬ・流れる・帰る・切る・散る・返すがえす・壊れる・つぶれる」など。
新郎の謝辞(スピーチ)
ゲストへの感謝と二人のことにも触れ、ラストはビシッときめて挨拶する。
文例)
本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にお集まりいただきありがとうございました。
また、身に余る沢山のご祝辞をいただき、今は心引き締まる思いでおります。
職場での良きパートナーが、今日人生のパートナーになりました。
仕事を通じて築き上げてきた信頼と愛情を、今後は新生活の中で育てていきたいと思っております。
まだまだ未熟でいたらない私たちですが、どうぞこれからも皆様のご指導ご鞭撻をお願いして、私たちのあいさつとさせていただきます。
本日はありがとうございました。
披露宴でのスピーチ
・新郎の友人代表のスピーチ例
「鈴木君、和子さんご結婚おめでとうございます。私は新郎と高校時代3年間、同じクラスだった佐々木一太郎と申します。
新郎と私は、期せずして剣道部に属し、部活を通じてもより親しくなった仲です。新郎について、今でも印象深く覚えていることがあります。
それは、剣道部全員にあだ名をつけて私に教えてくれたことです。彼のつけたあだ名は、あまりにも的を射ていてそのユーモアに大爆笑したり、洞察力の鋭さに感心したりしたものでした。
もしかしたら、新婦はもちろんのこと、今日ご挨拶なさる方々にも密かにあだ名をつけているのかも知れません。
鈴木君、持ち前のユーモアと明るく温かい人柄で和子さんと共に明るく幸せな家庭を築いてください。」