結婚式に参加する人
〜マナー編〜
祝儀袋はどう使い分けますか?
出来れば金銀の結び切り
水引きは紅白のものでも金銀のものでもいいのですが、金銀の方がより豪華なので金額が多い時に使うものとされます。
結婚式は一生に一度のおめでたいお祝いなので、式や披露宴に呼ばれ、それなりのお祝い金を包むのなら金銀の水引きを選んだ方がよいでしょう。一方、近所の娘さんが結婚するなど、ちょっとお祝いをするなら紅白の水引きにします。
水引きの結び方はすぐにほどける蝶結びのものは避けます。2度とあってはいけないことには結び切り、何度あってもいい出産祝いなどには蝶結びにする習慣があるからです。
左の蝶結びは出産祝いなどに使い、結婚祝いは金銀の結び切り(右)を使う。少額の場合は紅白の簡素な袋(中央)で。
最近では若い女性向けにかわいいイラストがついたり、おしゃれなリボンのついているファッショナブルな祝儀袋も出回っています。これは誕生祝いなど、ちょっとしたお祝いにはおしゃれで楽しいのですが、結婚祝いには伝統的なものを選びましょう。