冠婚葬祭マナー

結婚式を挙げる人
〜マナー編〜

両親代表の謝辞

上手にスピーチするポイント

・ 一般的には両家の代表としては、新郎側の父親が謝辞を述べます。だからといって自分の息子について述べるのではなく「両名にとって」とか「二人にとって」などと、両家を代表する言葉で述べます。
・ 親としての心境を語るより、媒酌人や来賓に対しての謝意を中心とします。

 

両親代表の謝辞例

    

「新郎の父親の鈴木善太郎でございます。両家を代表いたしまして、ひと言ご挨拶申し上げます。
本日はご多用のところ、このように多くの方々にご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。
山田ご夫婦には、新郎新婦のたっての希望によりご媒酌の労をおとりいただき、厚く感謝申し上げます。また、皆様方よりの温かいご祝辞は、両名にとってこの上ないはなむけとなったことと思います。皆様方のようなすばらしい人達に囲まれた二人は、本当に幸せなことだと思います。
しかしながら、両名はまだまだ若輩者です。今後とも、両名にご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げる次第です。
本日は不行き届きの点も多々ございましたでしょうが、なにとぞお許しを願いまして、私のご挨拶といたします。まことにありがとうございました。」