冠婚葬祭マナー

喪主側のポイント
直後の儀礼

還骨勤行・精進落としは?

火葬場から戻ったとき塩と水で清める

死の穢(けが)れを家に持ち込まないように、家に入る前に塩と水で身を清める「清め」の風習があります。

チェック
家で留守番をしていた世話役や親族が、水を入れた桶(おけ)、小皿に盛った塩を玄関先に用意します。帰ってきた人は両手に水をかけてもらい、塩を肩や腕、足元などにかけてもらって家に入ります。

注意
最近では、塩は会葬礼状にセットされているものをつかうケースが多くなりました。なお、浄土真宗では「清め」はありません。
神式では・・・
家に入る前に神職が祓除(ばっじょ)の儀を行ないます。
キリスト教式では・・・
清めという考え方自体ありませんので、とくに何もしません。

    

還骨勤行に続けて初七日法要を営む場合も

火葬場から自宅に持ち帰った遺骨と位牌、遺影は香炉や燭台、花立てなどを置いた「小さな後飾り壇」に安置します。
この祭壇は、互助会・葬祭業者の係員が設置してくれます。そして、忌明けの四十九日まで飾ります。
遺骨を後飾り壇に安置したら、還骨(かんこつ)勤行(ごんぎょう)(還骨法要など宗派でよび方は異なる)を行ないます。

注意
最近では還骨勤行に続けて、初七日の法要を繰り上げて営むケースが一般的になってきました。
骨迎えのお経に続いて初七日のお経をあげてもらって、一同焼香します。

 

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