冠婚葬祭マナー

喪主側のポイント
通夜

僧侶の接待のしかたは?

僧侶の出迎え
要点
僧侶が到着したら控室に案内し、喪主と世話役代表が挨拶を述べ、茶菓の接待をします。
このとき、互助会・葬祭業者の担当者も交えて、通夜・葬儀について僧侶と打ち合わせ確認をしておきます。このあと、着替えてもらい、通夜ぶるまいを受けてもらえるかどうかの確認もしておきます。
参列者が席に着いたら、接待係が僧侶を案内して入場してもらいます。

僧侶へのお礼
注意
僧侶が通夜ぶるまいを辞退した場合や、通夜ぶるまいの席をとくに設けない場合は、一万円程度の「御膳料」を包みます。また、交通費として三千円~五千円程度の「御車代」も包みます。
一般的に読経料や戒名料といわれている謝礼(これはすべて「お布施(ふせ)」として包みます)は葬儀後に遺族が寺に出向いて渡すのが本来です。しかし、「御車代」や「御膳料」は、そのつど渡すようにします。
御車代や御膳料は、奉書紙や半紙に包むか、白い封筒に入れ、「御車代」「御膳料」と表書きすればよいでしょう。
弔事とはいえ、僧侶側に不幸があったわけではないので水引はつけないようにします。