冠婚葬祭マナー

会葬側のポイント
葬儀の準備

故人との対面は?

対面するときのマナー
弔問のとき遺族から故人との対面を請われたら、枕元に座って、

1.両手をついて故人に一礼する
2.遺族が顔の白布をとったら死に顔を少しの間見つめる
3.故人に一礼して合掌する
4.少し退いて遺族に一礼する

病院ではこれを立ったまま行います。両手を床につくことはできませんから、最初は丁重な立礼でこれに代えます。
自分から対面を求めるのは、原則として遠慮すべきですが、別れを告げる最後の機会ですから、どうしてもというときは心をこめ、礼を尽くして遺族にお願いしてみましょう。

故人のそばに座って一礼し、遺族が白布を取ったら、顔を拝見します

故人に合掌し、深く一礼して少しうしろに下がり、遺族に一礼して退席します

    

対面したくないときはどうするか

「ぜひ故人とお別れをしてやってください」と遺族から対面を請われても、取り乱してしまいそうな場合、あるいは生前の元気な姿を思い出として大切にしたいなどの理由から対面したくないときは、そのことをきちんと伝え、遺族の気持ちを傷つけないように辞退します。